今大会の意義！二回目の広島大会終了しました！😊 - 広島市、岩国市で元全日本王者が教える空手教室　秋山賢治

7/13日夕方審査会、14日は審査会と二回目の大会を開催しました😊

ご協力いただいた皆様、生徒さん、ご父兄の皆様には心より感謝申し上げます。

ありがとうございました！

今回の審査会にチャレンジした初級や新人の子達も懸命に取り組んでくれて良い審査会でした。

大会ですが、今回は強さでは無く、基礎技術の技量をはかるトーナメントとしました。

理由は、、、、

こんなお話を聞いたことはないでしょうか？

普及されているメジャースポーツになればなるほど、4月〜8月生まれくらいのプロ選手が多いそうです。

それは、子供の時に一斉に大勢で始めた結果、その学年で生まれが早くて発達が早い子が注目を集めやすく、褒められる対象になりがちだからだそうです。

そうやってその競技で認められることによってもっとやる気になって努力を続ける、、、かたやその学年で遅く生まれた子はそれに対して劣等感を持ちやすくなる、、、などなど。

生まれだけで無く、子供時代は同じ学年でも発達にかなり差が出ます。

さらに格闘競技には生まれ持った性格も大きく反映されます。大人になって変わることもありますが、少し臆病で発達が遅い子などはせっかく強くなりたくて武道を始めても早々に嫌になってしまったり劣等感をダメ押しされてやめていくケースもたくさんみてきました。

競技の強さばかりを追うと、心技体の成長を即すはずの武道が非常に片手落ちなものになっていく気がしてきました。(ちなみに昔の教え子で全国大会優勝したりプロになったりで立派になっている子も大勢います。それを否定するという意味ではありません💦)

しかし、他者と全く競わないで、形だけの強さを求めても本当の自信につながらないことをみてきました。

そこで、稽古と訓話(大人視点からの精神的な教えや導き)、勇気を養う試合、そして今回のような普段の努力が反映されやすい試合のバランスが大切だという結論に至りました。

そのバランスの中に合宿やお楽しみ会などの仲間と楽しみを共有する時間も含まれています。

今大会は、もちろん前回の優勝者や優秀者とかぶるケースもありましたが、少し臆病でも努力を重ねて活躍できるケースが増えたと思いました。

特に長く稽古を続けている先輩たちは基礎技術には一日の長がありました。

さらに熱心に日々稽古をしていたり自宅でも自主トレをしているような子も成績が優秀なことが多かったです。

スパーリングも強度をコントロールして行わなければいけないので、精神的に自己コントロールを覚える良い機会にもなったのではないかと思いました。

内容は、とにかくみんな技術の大きな上達を感じました。

所作も美しくなり、礼儀も見事な子が多かったです。

自分なりにはとても満足な大会でした。

今後もこの基礎技術の大会を年に1度、強さを求める実戦的な大会を１度、審査会、合宿、お楽しみ行事や上級者以上の講習会などを上手く使って子供たちの心技体と情操を高めていくことに少しでも力添えできればと考えています。

次は夏の合宿です！

押忍

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⭐︎指導者紹介

秋山賢治
・少年空手指導歴26年
・海外での少年空手指導歴10年
・キックボクシングフィットネス指導(海外)
・総合格闘技(MMA)指導22年
2015年にベースボールマガジン社により発行された「伝説の格闘家1000人大図鑑」の打撃分門500人と総合格闘技部門500人のどちらにも選出されて掲載された。
主に掲載されている格闘家としては、極真空手創設者の大山倍達氏、マイクタイソン、ヒクソングレーシー、アンディフグ、エメリヤエンコヒョードルなど。
道場生が海外のＭＭＡの大会で多数優勝し、最優秀コーチ賞を受賞